えごまを国内で農薬不使用で栽培をするとコスト高になってしまいます。高額にならないよう、私たちは大規模栽培と機械化によりコスト削減を図りました。
おいしさとコストへのこだわり
農業の専門家の話では、果物のおいしさを決めるのは苗と土壌だそうです。このことは、農作地の選定が重要なことを物語っています。
私達はおいしいえごまを育てるために水のきれいな山梨県南アルプス市内に東京ドーム3個分15ヘクタールの農地を確保しました。
このような広大な農地と機械化により、おいしく安全なえごま油を、安価に皆さまにお届けすることが可能になりました。
安全へのこだわり
私たちは安全なえごま油を皆さまに提供するために、栽培期間中農薬不使用で栽培をしています。
左の写真は、春の苗を植える前にトラクタで土壌に空気と有機肥料を入れているところです。
この作業を丹念に行うことで、えごまが美味しい実を付けるのに適した土壌になります。
こちらは除草作業です。
除草剤を使わないので、畝の間の除草を専用のアタッチメントを付けたトラクタで行います。
苗の周りは手作業で行いますので手間の掛かる作業になります。
安全へのこだわり(生産工程)
自信を持って安全なえごま油を皆さまにご提供するために、収穫してから瓶詰めするまでの工程も自前で行うことにしました。
これに伴い、令和2年10月に『南アルプスのエゴマ搾油所』として山梨県より食品衛生法第52条の規定により食油油脂製造業の許可を得ました。
圧搾工程
お客様の注文を受けてから、圧搾機にえごまの実をセットしてスイッチをいれます。
スイッチを入れるとえごま油が搾りだされます。新鮮なえごま油の誕生です。
えごま油の品質と出荷のこだわり
えごま油は比較的に酸化が早いので、私たちは収穫したえごまを搾らずに実のまま専用の保冷庫に保管します。
お客様から注文が来てから実を搾り瓶詰めにします。瓶の容器も一カ月で消費できる量の小瓶にしています。これは自社一貫生産ならではの工夫です。
そのために注文から出荷まで2~5日間程度のお時間をいただいています。
搾りたてのえごま油の瓶詰め作業です
瓶にラベルを張って製品の完成です